吉岡美穂 写真集「A PLACE IN THE SUN」 |
吉岡美穂 写真集「A PLACE IN THE SUN」
ワニブックス 刊
発売日 2005-07-26
モデルのパーソナルな魅力が出せていないが、芸術性は高いぞ 2006-05-16
これは、一(いち)アーチストであるカメラマン舞山 秀一氏が吉岡美穂というモデルを使って、自己表現を試みた作品と見れば意義がある。
この作品は彼女を一つのオブジェとしてとらえ、ヨーロッパや旧ロシアと思われるロケーションで表現されたものだろう。
僕が思う彼女の魅力は、涼しげでセクシーな目元にしなやかなプロポーション。その事を裏切るようなやわらかな物腰。
そこらがもう少し画面からにじみ出ていればと思われて惜しい。
もっともっとモデルの内面に近づいて撮らなくてはダメだ。
これではモデルが吉岡美穂でなくてはならなかった理由がない。
モデルとカメラマンの距離は二人のコミュニケーションの距離だ。
悪口ばかりを言ったが、作品全体からは彼女の神格的な美が感じられ、
ありきたりな肉迫写真集にはない静謐な雰囲気が漂っている。